がじぷれ -メタル館-

主にメタル系のCDレビューをしてます

Heavenly ~ヘヴンリー~

作成:2022年10月15日
更新:2022年10月15日

概要

メタルでは珍しい、フランス出身のバンド。1998年結成。
とにかく、メロスピ大好き、Gamma Ray大好きと思わせるサウンドです。
ヴォーカルのベン・ソットは下手ではないと思いますが、当時から「ヘナトーンボイス」と揶揄されており、ちょっとクセがあるかもしれません。

~【目次】~
・第1期
①Coming from Sky
・第2期
Sign of the Winner
③Dust to Dust
・第3期
④Virus
・第4期
⑤Carpe Diem
※結局何を聞けばいいの?
※好きな曲TOP5

~第1期~

Vo & Key:Ben Sotto
Gt:Chris Savourey
Ba:Laurent Jean
Dr:Maxence Pilo

正直、ベン・ソット以外は全然目立たず良くわかりません。
第1期では、1枚のアルバムをリリースしましたが、そこでカイ・ハンセン(Helloween,Gamma Ray)、ピート・シールク(Iron Savior)、トーマス・ナック(Iron Savior)という豪華ゲストが参加してます。
ゲストの話題もあって、メンバーの印象が薄いのかも。

1stアルバム
Comming from the Sky
【良盤】

リリース:2000年

ゲストが豪華
まだ粗削り

~第2期~

Vo & Key:Ben Sotto
Gt:Frederic Leclercq
Gt:Charley Corbiaux
Ba:Pierre Emmanuel Pelisson
Dr:Maxence Pilo

ヴォーカル・ドラム以外総入れ替え。ギターもツインギター体制となりました。
ギターのフレデリックは後にDragon Forceのベースに移籍し、有名になりました。

2ndアルバム
Sign of the Winner

【名盤】

リリース:2001年

メロスピを代表する一枚

3rdアルバム
Dust to Dust
【良盤】

リリース:2004年

コンセプトアルバム
以前より重いサウンド

~第3期~

Vo & Key:Ben Sotto
Gt:Charley Corbiaux
Gt:Oliver Lapauze
Ba:Matthieu Gervreau Plana
Dr:Thomas Das Neves

ギターのフレデリックがDragon Force加入により脱退、と思いきや、ベン・ソットとチャーリー以外入れ替えになりました。メンバーが変わる度、演奏は上手くなってる気はします。
Gamma Rayが段々ヘヴィな曲調になってきたように、ベン・ソットもそうなっていきます。

4thアルバム
Virus
【良盤】

リリース:2006年

トニー・カッコ参加
3rdに続き、ちょっとダーク

~第4期~

Vo & Key:Ben Sotto
Gt:Charley Corbiaux
Gt:Oliver Lapauze
Ba:Matthieu Gervreau Plana
Dr:Piwee

ドラムが交代しての第4期。日本でのメロスピ人気の落ち着きもあってか、1枚のアルバムをリリースしてから日本では音沙汰無しです。
逆にこのくらいで解散になった方が伝説のメロスピバンドって気もしますがね・・。

5thアルバム
Carpe Diem
【並盤】

リリース:2009年

今度はシンフォニックな感じ

※結局何を聴けばいいの?

個人的な好みもあって、5枚中4枚を良盤以上にしていますが、おススメは2ndアルバム「Sign of the Winner」この1枚です。
他のアルバムは、Heavenlyが好きになったら聴けば良いし、それだったらGamma Rayを聴いても良いかもしれません。
そもそもベン・ソットの歌唱には賛否ありますので、歌声が受け付けなかったらスミマセン。。

※好きな曲TOP5

No5:The Wold Will Be Better / Sign of the Winner

Heavenlyの一番人気曲

No4:Wasted Time / Virus

トニー・カッコが歌ってるパートのメロディが鳥肌モノ

No3:...Dust to Dust / Dust to Dust

コンセプトアルバムの最後を締めくくる名曲
ホントは日本語verの方が好き

No2:Destiny / Sign of the Winner

長いインストからのメロディの洪水

No1:Evil / Dust to Dust

2ndアルバムを薦めておきながら、No1はコレ
ドラマチック&哀愁のサビが圧巻